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数の感覚

学校はまだ夏休みではありませんが,αセミナーでは一足早く夏期講習を始めています。夏期講習では今までの復習と2学期の予習も同時に行っています。先に進めるのも大事ですが,今までのところでできていないところを見つけ出すのもとても大事です。2学期からの授業に備えて,できていないところは少しでもできるようにしていきたいです。

その中で,昨日復習としてわり算をしました。わり算の商を見つけるのに,毎回小さな数からかけ算をしながら近い数字を探している生徒がいました。

その生徒は普段の四則混合や文字式の計算などは早くできていたので気にならなかったのですが,4桁や5桁のわり算になるとかなり時間がかかっていたので,ノートをのぞいてみると一つ一つかけ算をしながら商を探し出していました。小学4年生の時にその計算の仕方をしていたので直すように指導しましたが,そのあと4桁や5桁のわり算があまり出てこなかったので,またその時に計算の仕方に戻っていました。

数の感覚は人それぞれですので,1000の中に153が何個あるかはすぐ分かる子となかなか分からない子がいます。

この数の感覚を養うためにはどうすればいいのか?

それはお店に行って,商品の値段やおつり,予算内におさまるかなどを考えながら買い物をすることです。そうすることでこの感覚は身につきやすくなります。この感覚は勉強をしてすぐ身につくものではありません。普段の生活の中で身につけていくことが大事です。

子どもを連れての買い物は大変かもしれませんが,機会があれば試してみてください。

今,サンプル会社からの依頼で生徒1人ずつに配らせていただいていますが,小学生は何でも喜びますが,中学生,高校生は反応が薄いです‥‥お菓子ならもう少し喜ぶのかな(笑)

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